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映画「ゾディアック 覚醒」ネタバレと感想 カリスマは死んだ

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伝説の殺人鬼「ゾディアック」のその後の話。

 

ゾシアック

覚醒

怪物は生きていた。

 

今でも伝説として語り継がれ、映画や小説の題材になっている「ゾディアック」。

表紙はB級感あるが、音楽や暗さはなかなか良い。

アナザーストーリーとしてどこまで面白くなっているか。

 

 

ストーリー

 

トレーラーで暮らしている若いカップル。

男は強面であまり仕事もしていなかった。

たまに売りに出される”貸し倉庫”を買い、質屋に売って小銭を稼ぐ程度。

 

ある時買ったがらくたの中にとんでもないものが入っていた。

友人である質屋のおじさんと確認した8mビデオには殺人の現場が映っていた。

そう、あのゾディアックのものだった。

カップルと質屋のおじさんは有力な情報への報酬金「10万ドル(役1000万円)」をもらうためにゾディアックを追うことにする。

 

カップルは貸し倉庫の持ち主探し。

質屋のおじさんは暗号解読。

 

夜、貸し倉庫の事務所へ行ってみるといつもいるはずのおばさんがいない。

カップルは鍵を壊して押し入り、倉庫の持ち主を見つける。

 

その住所へ行ってみるとすでに廃墟と化していた。

地下で新たなフィルムを見つけるも住人が帰ってくる。

住人は銃口を突きつける。

「ごめんなさい、帰ります」と女が言うと相手は名刺を差し出し「何かあったら連絡をくれ」と言う。

彼は新聞記者で、親の家を見に来たようだった。

 

その後、女は新聞社で過去の記事を探し、帰ろうとする。

迎えに来た男の車でいろいろ説明していると真後ろに一台の車が止まる。

そしてライトを焚かれ、カップルは逃げるように帰る。

 

質屋のおじさんのところに行くと暗号を解いたようで、店にはいなかった。

「お金を独り占めするつもりだ」と思った二人は解読された暗号のメモなどの資料を漁る。

おじさんの車が走り去るのを見た女は男を置いて追跡する。

置いて行かれた男は二階でおじさんの死体を発見。

別の車で追う。

 

遅れをとった男はメモにあった住所を回る。

そこで別の死体と暗号を発見、内容は住所だった。

急いで向かう男。

 

おじさんの車はある農場で停車する。

追いついた女はあっさりと捕まる。

 

そして謎の男が語り出す。

「俺の伝説をお前らに暴かせたりしない。

今までFBIでも俺に近づかなかったのに、あの新聞記者はいい線を行っていた。

だから追ってこの街まで来ると、街が気に入って住み着いた。

それからは殺人もせずに暮らしている。

あの貸し倉庫の家賃を2ヶ月滞納しただけでこんな目に合うなんて。」

 

男が農場へ着くと謎の男に銃で脇っ腹を撃たれる。

その後、謎の男とカップルで揉み合い、謎の男は殺される。

 

後日。

トレーラーでテレビを見ているカップル。

テレビ「捕まった犯人のDNAとゾディアックのDNAは完全には一致せず、関連性は乏しい。」

 

そして真面目に働くと誓う男。

 

そのトレーラーに近づく足・・・

 

感想

謎解き感がないのと、ゾディアックと描かれている男にカリスマ性がない。

あの事件から40年後の現代という設定は面白かった。

しかしこの映画、予備知識が必要です。

「ゾディアック」事件の知識があるのとないのとでは大きな違いがあります。

事件の大まかな流れを知っている前提で話は進みます。

知識を得るためならこの「ゾディアック」がおすすめです。

 

1.あのエンディングの意味

映画の途中で隣人が怪しいという雰囲気を思いっきり出します。

そしてラストには「真犯人は別でした(あの友人かな?)」というオチになっています。

続編も作らないのにどうしてくれるんだ!と叫びたい気持ちです。

「事件に詳しい」「この街に住んでいる」「事件に関わるなと助言する」というのが怪しいポイントとなります。

最後の足の映像も一瞬です。

 

2.フィンチャー版「ゾディアック」

このフィンシャー版ゾディアックを見てからだと今作も楽しめると思います。

 無言電話のシーン、ゾディアックの声、殺人のシーン。

それはこっちで描かれています。

すると「あの新聞記者はあの人のことか!」とか考えながら見れます。

さらに「愉快犯説」や事件が風化する様が描かれています。

こちらの「ゾディアック」の後日談としてみるといいかもしれません。

(題材が同じなだけで関連性はないですので)

 

3.主人公に感情移入できない

この映画の最大の特徴です。

「マッチョで短気で誰にでも絡んでいく主人公」の行動には同意できません。

しかも結局は女の尻にしかれるタイプ。

女も意見をコロコロ変え口うるさい。

この時点で誰を見たいかというと「質屋のおじさん」ですね。

かっこいいし元軍人、暗号解読できるし、何より自由気まま。

でも、クライマックス前に死んでしまう。

残念。

 

4.カリスマの描きかた

表紙を見てわかるようにフィンチャー版は「追う者たち」の話です。

今作は真ん中にゾディアックがいるのですがそこが問題点です。

出てくるのは老ぼれで片目が白内障。

そのため銃で狙いお定める時、左手に持ち替えます。

その手も震えてるので威厳も何もありません。

殺す時は律儀にあの衣装を着るし。

 

まとめ

 

謎の男が記者の友人だったり、その服装が黒かったりと謎解き要素を盛り込みつつ解かない系ですね。

題材も案も面白いのに、残念です。

ゾディアックの手掛かりである「足を怪我している」ということを中心に見るといろいろ憶測できるのは面白いです。

 

ゾディアック映画

 

ゾディアック本

 

ゾディアック本の右のはフィンチャー版ゾディアックで主人公が書いた本です。

 

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