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映画「ゲットアウト」ネタバレと感想 あの女め!天才か!

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2017年もっとも気になるホラー映画。

 

ゲットアウト

持つべきものは友達

 

公開前から大注目だった映画。

予告を見る限りでは「差別」をテーマとしたホラー映画のようでした。

しかし、その斜め上を行く素晴らしい作品だった。

 

GET OUT=出て行け

 

ストーリー

ある(黒人の)男が街を歩いていると、怪しい男にいきなり襲われ誘拐される。

 

 

 

黒人の主人公は白人の彼女の実家へ行くことになっている。

親に紹介するということだ。

彼が気にしているのは親が自分が「黒人」だということを知っているか、ということ。

彼女は落ち着かせるように「言う必要がある?お父さんはオバマ大統領に3期目があったら絶対投票してたわよ。」と差別主義者ではないと説明する。

 

彼女の運転で実家へ向かう道の途中、主人公は親友へ電話をかける。

「よう兄弟、仕事中かい?」

いつもの会話をする。

電話が終わると

 

ドン!!!

 

鹿を轢いてしまった。

動揺しつつも警察を呼ぶ。

到着した(白人の)警官に経緯を説明すると警官が(黒人の)主人公のIDを要求する。

それは筋が通らないと彼女は警官に言った。

「運転していなかったのよ?なんでIDを見せる必要があるの!?」

警官は去っていく。

 

実家に到着し、最初に目に入ったのが(黒人の)庭師だった。

実家の管理人なのだそうだ。

家に着くと(白人の)親の歓迎を受ける。

なかなか感じのいい人たち。

台所に行くと(黒人の)家政婦さんがいた。

なんだか嫌な予感のする主人公。

 

父と庭を散歩しながらこう言われる。

「何を考えているかわかっているよ。

白人の家、黒人の使用人、でもそんなんじゃない。

彼らは先代の元で働いていて、亡くなってからも解雇せずに働いてもらっているんだ。

私はもしオバマ大統領に3期目があったら絶対投票してたぞ。」

 

その後、薪割りをしている管理人に一人で挨拶に行く。

「やあ兄弟、こき使われてるのかww」

「いえ、わたしはあたえられたしごとにまんぞくしています。

このいえのかたがたはすばらしいひとたちです」

 

(なんだ?どういうことだ?)

 

唯一、親に指摘されたのがタバコであった。

主人公はタバコを吸うのだがそれはやめなさいと強い口調で言われる。

晩御飯の席には彼女の弟も参加。

父は医者、母は精神科医なのだそうだ。

 

その後、夜になりどうしてもタバコが吸いたくなった主人公は外へ出る。

すると暗闇の中から管理人が一直線で走ってくる。

ドドドドドっと目の前まで来ると急転換し走り去る。

 

(絶対に何かおかしい。)

 

部屋に戻る途中、リギングを通り抜けようとした瞬間、母に呼び止められる。

「催眠とか信じない?やってみる?」

「いや、遠慮しておきますよ、ははは」

しかし、すでに催眠にかかっていたのだ。

紅茶をスプーンをまわす音で術にはめられていた。

そこからトラウマを呼びだされ、そして深い底へと落ちていく。

 

気がつくとベットで寝ていた。

夢・・・か。

 

翌日は先代を慕ってのパーティーが行われる。

白人、白人、白人。

その中に一人、黒人がいたので話しかけに行く。

「よう兄弟、同じような人がいて安心するよ。」

振り返ったその人は顔面が引きつっていた。

「やあ、わたしもあえてうれしいよ。」

挨拶代わりのグーパンチ※1を握手のように握られてしまう。

 

(おかしい、なんなんだこれは。)

 

どうも居心地が悪くなった主人公は携帯を持ってもう一度庭に出る。

さっきの黒人を携帯で撮影したらフラッシュがオンになっていて盗撮がばれてしまった。

 

すると・・・

「おい!なんでここにいるんだ!ここから出て行け!」

周囲がざわつく、一旦パーティーを仕切り直しになる。

 

いよいよ限界に達した主人公は親友に撮った写真を送る。

すると電話がかかってきて「これあいつじゃん、行方不明だったやつ!」

「そうか!見覚えあったけどあいつだったか!」

「なんでこんな変な服装で、こんな白人のばあさんと一緒にいるんだ?」

「わかんないけどやばいよ、俺も催眠術かけられたっぽいし!」

「まじかよ!そうやって性奴隷にするつもりなんだ!早く戻ってこい!」

 

その夜、彼女を連れて出て行こうとする。

すると部屋の中にある箱が目につく。

開けてみると彼女が黒人と撮ったツーショットが何枚も出てくる。

その中にはメイドもいた。

彼女を連れて家を出ようとするも車の鍵が見つからないという。

主人公は荷物を持ち玄関で叫ぶ「早く鍵を見つけろよ!」

すると親と弟が待ち構えていた。

そして主人公が弟に飛びかかろうとした瞬間。

母がコップをカンカンと2回叩くと体が固まってしまう。

「鍵を渡すわけないじゃん」と彼女。

 

 

親友は多くの黒人が行方不明になっていることを突き止め、警察へ言いに行く。

「親友が行方不明なんです!

彼女の実家に行ったっきり2日間も連絡が取れないです!

多分、催眠術にかけられて性奴隷にされてるんですよ!」

信じてもらえるわけもなく、一人で真相究明に動き出す。

 

椅子に縛られ、豪華な地下室に監禁される主人公。

 

ネタバレ

全ては仕組まれていたのだ。

彼ら(金持ちで年寄りの白人)は黒人の強くたくましい肉体に憧れていた。

なので、健康そうな黒人を捕まえてきて入れ替わっていたのだ。

入れ替わるというよりも、脳の一部を移植して意識だけを植え替える。

管理人も、メイドも、みんな誘拐されてきて肉体を入れ替えられてしまった人たちだったのだ。

そして、次は主人公の番。

 

親友は何度も電話するが主人公は監禁されているので出ない。

すると彼女が電話に出た。

「おい!大丈夫か!親友はどこだ!」

「わからないの、急にタクシー出て行ったから、どうしたんだろう(涙)」

「タクシー!?なに会社だった?」

「・・・(えーっと)わからないは、動揺しちゃって・・・」

「まじかよ!え?うそー!」

「それよりあなた、私をいつも見ていたよね?」

「は?そんなわけないじゃんか!お前は親友の彼女だぞ!?」

「知ってるのよ、私とヤりたいんでしょ?」

「はー!?ちが・・・おいおい・・・チキショー!どうなってるんだ!」

ガチャ

「なんなんだあの女、天才かよちくしょー!」

 

目覚める主人公。

身動きが取れない。

しかし使い古された椅子から綿が出ていたので、ひらめく。

(耳栓をすれば催眠術にかからない!)

 

その後、手術の用意をする父と弟。

催眠術で寝ているはずの主人公を迎えに来て拘束具を外す。

隙をみて鈍器で弟の頭を二発ぶんなぐる。

そして手術室へ行って剥製の鹿の角で父の喉を刺す。

血まみれになりながら地下室を脱出。

一階で母と遭遇。

主人公は催眠術の道具であるコップを割り、母は刃物で応戦。

主人公の手のひらを貫通するも母を倒す。

 

まだ生きていた弟と小競り合い、刃物で足を刺す。

そして顔を何度も何度も踏みつける。

 

車で逃げようとすると家政婦が飛び出し、引いてしまう。

家政婦を救出し、出発しようとすると彼女が銃を持って玄関から出て来る。

バンバン!

 

逃げた切ったと思ったら家政婦が意識を取り戻した。

「なんてことをしてくれたんだよ!」と騒ぐ。

もみ合いになり木に衝突。

車から脱出すると彼女が追いついて銃で撃ってくる。

「捕まえて、おじいちゃん。」

全力で管理人が走ってくる。

 

もうダメかと思ったとき思い出す。

(携帯電話のフラッシュ)

ポケットから携帯を取り出し、フラッシュをたく。

すると管理人は襲うのをやめ、彼女の銃を受け取り、彼女を撃つ。

そして銃を再装填し、自殺した。

 

まだ息のある彼女の首を絞める主人公。

「愛してるのよ・・・」と白々しい。

そこへ警察が到着。

「助けて」と彼女、両手をあげる主人公。

 

現れたのは、親友だった。

実は親友は空港警備員で警察と似たような車を運転していた。

主人公は黙って助手席に乗る。

「言っただろ?行くなって。」

 

真相

メイドは彼女のおばあさん、管理人はおじいさん。

客の黒人は映画冒頭で誘拐された男だった。

フラッシュを見ると植えつけられた新しい意識はなくなり、元の人格が現れる。

なので「なんでここにいるんだ!出て行け!」は逃げろって意味だったんですね。

 

感想

黒人差別ではなく、黒人の肉体への憧れだったんですね。

予告はストーリーの半分までの暗示、ミスリードなのでした。

何度も観れるような傑作ではないかもしれませんが大満足。

いくつかの点で振り返ってみましょう。

 

①ホラーか、ミステリーか。

完全にホラーのような宣伝方法ですが、悪魔や霊が出て来るわけではない。

出て来るのは催眠術しと医者。

なので誘拐がらみでSFちっくな人体改造犯罪。

ジャンルでいうとミステリーか、スリラーか、ホラーか。

難しいですね。

宣伝の「人種差別ホラー」は素晴らしい謳い文句だと思います。

特に差別問題が色濃いアメリカでは注目を集めたでしょう。

黒人側が優勢に立ちつつ、白人が黒人に憧れているという設定は誰も傷つけないのではないでしょうか?

どうでしょう。

わかりません。

 

②ユーモアとグロのバランス。

この映画で絶妙なのは「親友」の存在ですね。

彼がいることによりどこか重くなりきらないのがいいです。

多分、観客が共感するとしたら彼でしょう。

彼女の誘惑にも負けず、よく頑張った。

逆に、脳の手術シーンは控えめ。

映しすぎても少なすぎても映画のバランスを悪くしてしまう。

映画の感想として「グロかった」というのを避けるべきで正解だったと思います。

 

③タバコ

 

歓迎された親から唯一強く反対されたのが「タバコ」だ。

あとから分かることだが、せっかくの肉体をより綺麗にしておきたかったのだろう。

もし自分が乗り換える肉体がヘビースモーカーでは嫌ですよね。

2回もを鑑賞するときにフラグがいっぱい見つかるのも面白いポイントです。

なので2回鑑賞することをオススメします。

 

まとめ

期待通り予想を裏切ってくれた素晴らしい映画ですね。

あの女のも腹が立ったし、ちゃんと復習もしてスッキリしました。

しかし、頭開けられたあのおじさんはそのまま死んだのだろうか・・・

 

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