TETSUGAKUMANのブログ

映画1000本観た中からおすすめ

映画「ブレードランナー 2049」ネタバレと感想 短編も要チェック

スポンサーリンク

伝説のSF映画の続編を公開初日に観てきました。

 

ブレードランナー

2049


車はいつ飛ぶようになるのか。

 

伝説の映画「ブレードランナー」の続編、時代は2049年。

前作は1982年公開で時代設定は2019年。

公開当初は興行的に振るわなかったが現在ではカルト的人気を誇っている。

それゆえに語るべきテーマは多いですが、今回は今作の感想にとどめておきます。

 

 

はじめに

 

レプリカント(人造人間)を製造することに成功した人類。

しかし、彼らは必ず反旗を翻し襲ってきた。

その後、改良され従順なレプリカントが製造された。

 

以前に作られたレプリカントを解任(消す)仕事をしているのが警察の中のブレードランナーと呼ばれる人たちだ。

 

主人公は自分がレプリカントでありながら、ブレードランナーだった。

 

ストーリー

主人公は逃亡していたレプリカントの家に行き、解任する。

近くの木に花が添えられていることに気づき、その下を掘ってみると死んだレプリカントの骨が出てくる。

木には日付けも刻まれていた。

 

骨を調べてみると帝王切開での出産の跡があった。

主人公の上司は事態を重く見る。

(知られるとレプリカントが人類の脅威になる)

主人公に生まれた子供を消すよう命じられる。

木に刻まれた日付けの出生記録には双子が生まれたことと、片方だけが生きていると書いてあった。

レプリカント製造会社でシリアルナンバーで検索もしてみる。

古い型なので記録がろくにない。

探していると製造会社の上司の女が出てくる。

そして妊娠したレプリカントと恋愛関係にあった元ブレードランナーがいることを知る。

この女は妊娠したレプリカントに関する機密を知っていため、主人公の訪問に敏感に反応した。

 

その後、上司の女は警察署へ行き骨を勝手に回収。

 

主人公は植え付けられたはずの記憶にある馬の像に刻まれた日付と木に刻まれた日付が一緒であるという偶然から、植え付けられた記憶が創造されたものか疑問を抱く。

記憶を作り出す会社に行き、その創造者である女性に見てもらう。

すると女性は涙を流しながら「本物の記憶よ」という。

その記憶をたどり廃墟の孤児院に行くと記録が抹消されていた。

しかし、子供の頃に隠した馬の像をそこで見つけ記憶が自分のものだと知る。

 

自分が追われる身になった主人公。

元ブレードランナーのおじさんを探す手掛かりとして馬の像を調べると放射能が多く付いていた。

放射能が多い場所は一箇所しかないのでそこへ行く。

 

おじさんを見つけた主人公。

しかし後を尾けてきた製造会社が襲撃してきておじさんを連れ去る。

主人公はレプリカントの地下組織に助けられる。

レプリカントから生まれた子供が自分だと思っていたが、違うと気づかされる。

実は生き残ったのは女の子だったのだ。

 

レプリカント製造会社に連れてこられたおじさんはどうやって子供ができたのか聞かれる。

しかし協力を拒んだおじさんは移送される。

その移送中を襲撃した主人公。

負傷しながらも相手を倒し、おじさんを救出。

 

レプリカントから生まれた子供は主人公に馬の像の記憶を植え付けたあの記憶創造者の女性だった。

おじさんをその会社へ連れて行き親子の再会を果たす。

 

短編集

実は2049年前のストーリーが短編集として3つあります。

それを確認しましょう。

ブレードランナー2022 ブラックアウト

ブレードランナー2036 ネクサス・ドーン

 

ブレードランナー2048 ノーウェア・トゥ・ラン

 

端的に解説

まずは時系列に並べてみましょう。

2019年 伝説のブレードランナーがレプリカントと失踪

2022年 大停電

2036年 レプリカント製造再開

2048年 レジスタンスの一人が見つかる

2049年 レプリカントに出産の疑い

 

大停電とは

レプリカントによる情報の破壊活動の末、電子機器や銀行口座までほぼ全てのデータが破壊された。

破壊は各地の主要ビルの破壊と、偽コードにより発車された核兵器によっておこなわれた。

データは消失し数日間に渡り停電となった。

 

放射で汚染された町 

大停電を起こすために使われた核兵器により一つの町が放射能に汚染された。

それがあの砂漠のような町である。

 

レプリカント製造会社の思惑

より多く製造するためにレプリカントに繁殖機能をつけようと試みたが上手くいかない。

レプリカントが出産したらしいのでその子供を調べて出産できるレプリカントを作りたい。

そのために生まれた子供と父親である元ブレードランナーは必要。

 

警察(人間側)の思惑

レプリカントが出産できることが広まると人間との境界が曖昧になり、暴動が起こると予想し全てを始末しようとする。

 

レプリカントの思惑

奴隷扱いされているレプリカント。

自分たちは繁殖もできると知り、軍隊を作って反撃を試みようとしていた。

 

デッカードはレプリカントなのか 

デッカードがレプリカントであるという確実な証拠はなく、寿命が長いことからも人間であると思われる。

 

続編はSF戦争映画か

ラストで軍隊を決起したレプリカント達。

次作について情報はないが作れるような終わり方をしている。

それが「レプリカントVS人間」の戦争です。

 

感想

色や町、音がとにかく素晴らしい。

多くを語らないライアンゴズリングはかっこいいし、ホログラムのアナ・デ・アルマスがとにかくかわいい。

 

ちょっと変わった視点からの感想です。

 

①言うことを聞かない主人公

命令を一切聞かない主人公。

上司に生まれた子供の抹殺を命令されるもすぐに製造会社へ行く。

このせいで製造会社が警察の動きに気づくので完全な情報漏洩だ。

ラストも元ブレードランナーが愛しい娘を守るために彼女の元を離れたと聞かされ、さらに反乱軍にそのおじさんを殺すように言われるが、おじさんを娘に合わせる。

全く誰の言うことも聞かない。

そこが人間らしいところである。

レプリカントだけど。

 

②ホログラムの彼女

主人公が一番気にしているのがホログラムの彼女だ。

これは今でいう二次元のような扱いだったので何回か「本物の女性は好きじゃないんだ」と言われオタク扱いされる。

ホログラムの起動音(呼び出し音)がなると周りの人は察知するのだ。

しかし、これは偽物である自分(レプリカント)というコンプレックスからだと思います。

なので、ホログラムの可愛くて優しい彼女が好き。

だから壊された時、もっと怒って欲しかったという不満はあります。

 

③愛

これでまとめてしまうと元も子もないんとは思います。

しかし、なぜレプリカントに子供ができたのか。

それはおじさんがそのレプリカントを本当に「愛」したからではないでしょうか。

人間は相手がレプリカントだと知っていると心のどこかで真実の愛ではないと感じているのかもしれません。

愛は科学では解明できませんね。

 

構造としては「人だけどレプリカントを本気で愛した」と「レプリカントだけどホログラムを本気で愛した」というのはイコールなのではないでしょうか。

似た者同士がということです。

 

まとめ

「あと数十年でこれにかるのか?」と思ってしまいますね。

遥かな未来の作品ではなく、ちょっと先の話。

だけど車は飛ぶし人造人間はできてるし。

シーンが長いので「この長さ必要?」と思ってしまうところも多いですが、これは世界観を楽しむ映画なのでいいんです。

深読みができるタイプの作品ですね。

広かったり大きかったりする様々な町や廃墟は是非スクリーンで見て欲しいです。

「人造人間」や「魂」の話は攻殻機動隊と似たようなテーマなので是非とも見て欲しいです。

 

2019年が舞台の映画

 

おすすめ近未来SF映画

 

 

【スポンサーリンク】
プライバシーポリシー