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映画「ナイスガイズ」感想とネタバレ

ライアンゴズリングとラッセルクロウ出演のアクションコメディー映画

 

ナイスガイズ

 

 

新しいバディー映画の誕生!

 

お酒大好き私立探偵=ライアンゴズリング

腕っ節の強い示談屋=ラッセルクロウ

ある一人の女性を中心に事態はとんでもないところまで発展していく。

1970年代の町並みや公害問題をコミカルに巻き込みつつテンポよく進むストーリー。

わざとらしい、けど面白い。

ドタバタアクションコメディー。

 

ストーリー解説の後に感想とおすすめ作品があります。

 

ストーリー

!ネタバレあり!

 

死んだはずの娘(ポルノ女優)をある家で見たおばあさん。

生きてるかもしれないと探偵に捜査を依頼。

その関連で「アメリア」という女性を探偵は探していた。

 

示談屋はアメリアに仕事を依頼される。

それはアメリアを探している男を追い払うことだった。

お金を受け取った示談屋はその男の家へ行く。

 

ドアを開けるといきなりなぐりつける。

アメリアを探していたのは私立探偵だった。

殴る蹴るを繰り返した後こう聞く「俺が知りたいことがわかるか?」と。

「わかるとも、雇い主が誰かってことだろ」

「話が早いじゃないか」

ここで示談屋が殴ろうとすると探偵はすぐに雇い主を吐く。

「お前・・・守秘義務ってものがあるだろ」

「しばらく痛めつけられたら吐いちゃうだろ?だからすぐに言ったのさ」

隙を見て銃を取ろうとする探偵。

しかしあっけなく阻止され、腕を折られる。

「キャアーーーーーー」と女みたいな裏声で叫ぶ探偵。

 

示談屋は帰りがけ車に乗ろうとしたところで探偵の娘に会う。

「お父さんのお友達?ジュース飲む?」

そこでもらったジュースを気に入り大量に買って帰る。

示談屋が家入ろうとすると怪しい男二人が銃を持って近寄ってくる。

「お前、アメリアを知ってるな?」

家の中で問い詰められる示談屋。

しかし「雇い主のことは話せない」と交渉決裂。

業を煮やした怪しい男は水槽の魚を示談屋に投げつける。

「お前らの仕事は理解するが、魚は関係ないだろ!」と隙を見て反撃。

隠していたショットガンで二人を追い払う。

アメリアを探しているのは探偵だけではなかった。

そこで示談屋もアメリアを探すことになる。

 

再度、探偵の前に現れる示談屋。

「またお前か、今度はなんだよ」

「お前を雇いたい、アメリアを探してるんだ、腕がいいらしいじゃないか」

「お断りだね」

「前金で二日分払う、どうだ」

 

アメリアを探す二人。

調べたところ、アメリアは自動車による空気汚染に反対する団体を作っていた。

その団体の20人くらいが抗議活動(役所の前で空気汚染のせいで死んだ鳥のふり)をしていた。

「この中にアメリアはいるか」

「私たちは死んでるからしゃべれないの」

「おや、死体がしゃべったな」

「この中で20ドルで喋れるようになりたい奴はいるか?」

手を挙げる青年。

 

アメリアは彼氏の家にいるようで案内される。

彼らは実験的(という名のポルノ)映画を作っていた。

 

着いてみると家は火事ですっかりなくなっていたのだ。

そこで彼氏は多くのフィルムと共に死んだのだという。

 

次に問題の実験的な映画のプロデューサーのパーティーへ潜入。

会場に着くと車のトンランクからドンドンと叩く音がする。

探偵の娘が入っていたのだ。

娘をタクシーに乗せて返して二人で潜入開始。

しかし、捜査どころかひたすら酒を飲んだ探偵は家から外へ転げ落ちる。

そこで見たのは走り去る黄色いドレスの女とプロデューサーの死体だった。

すぐに示談屋を呼び、その事実を伝える。

 

一方、娘は帰らずに勝手に聞き込みをしていた。

「姉を探しているの」

すると「アメリアに会わせてあげる」という女性が登場。

連れて行かれたのは外で車に乗せられる。

「アメリアの妹だってさ」

車にいたのは示談屋を襲った怪しい男だった。

やばい雰囲気だったが怪しい男はすぐ外にアメリアがいるのに気づいた。

ドアを開けて銃で撃とうとするが娘がドアを閉めて腕を負傷させる。

ドアから飛び出した娘はアメリアと走って逃走。

それを怪しい男が車で追う。

 

まだ娘が乗っていると勘違いしたスタッフが探偵に教える。

「娘さんがさらわれたよ!あの車に乗ってる!」

探偵は他人の車を奪い、追う。

示談屋は走って追う。

 

捕まりそうになったアメリアと娘。

しかし、怪しい男は通りすがりの車にひかれてしまう。

逃げるアメリア、娘は怪し男がかわいそうだと思い、そばにいる。

到着した示談屋「救急車を呼ぶんだ」と言って娘を遠ざける。

虫の息の怪しい男が「お前らを殺し屋が追ってくる、ジョンボーイがな」という。

首を絞めて息の根を止める示談屋。

「だめだ、助からなかった」と娘に報告。

 

到着する警察。

いろいろ聞かれた後に司法省に呼ばれる。

いたのはアメリアの母だった。

母娘の関係が悪く、アメリアは黒幕が母だと思っているようだ。

そこで母は二人を雇って守って欲しいとお願いする。

 

またしてもアメリアを追う二人。

 

プロデューサーの家で見つけたメモにを頼りに追おうとする示談屋。

「メモに手がかりがある、きっとこれは空港だ。」

しかし探偵は「金はもらったんだ、数日したらまた母に会いに行くぞ」と酒を飲む。

「一生懸命探しているふりをして追加のお金をもらうの。」と娘。

「じゃあ俺は一人で行く」

「本当にパパは最低ね、最低の探偵よ!」

ここで息を吹き返す探偵、してやったりの娘。

「ちょっと待て示談屋、それは空港じゃない、ホテルだ」

 

言ってみるとホテルは2年前に取り壊されたようだ。

そして空港に向かう、とその途中にメモにあったらしいホテルを発見。

乗り込むと先にドンパチやっていたので退散する。

外でどうしようかと車に乗っていると屋根にアメリアが落ちてくる。

逃走していたのだ。

生きていたアメリアを自宅に連れていく。

そこで聞いた話がこうだ。

 

「母は車会社と結託して排ガス規制をしない、そのためドンドン空気が汚染される。

それを訴えるために映画を作った、映画には実名や金額が出てくる。

社会に訴えるにはこれしかない。」

 

探偵「じゃあポルノがおまけな訳?」

「そうよ!」

 

ここで電話がかかってくる。

アメリアの母の秘書が現金の輸送をお願いしたいという。

秘書に惚れている探偵は快く快諾する。

探偵はケースを受け取り運転するが眠ってしまい事故を起こす。

持っていた現金がすべて撒き散らかってしまっ・・・これはただの紙?

罠だ!アメリアが危ない!

 

このタイミングで殺し屋ジョンボーイはアメリアを狙って家に現れる。

間一髪で間に合った二人と殺し屋の銃撃戦。

またしても逃げたアメリア。

 

銃撃戦の末、パトカーの音がしたので退散する殺し屋。

運転していると、なんとアメリアが「乗せてください!」と道路で手を振っている。

ほくそ笑む殺し屋、窓を開けて銃で撃ち殺す。

 

気づいた二人は落ち込んでいた。

 

ボロボロの家の前にいる探偵と示談屋と娘の三人。

そこへ一台の車がやってくる。

最初に探偵を雇ったおばあさんだ。

「なんで誰も私を信じないの?ピンストライプのスーツを着た娘を見たのよ。」

示談屋「ピンストライプのスーツ?プロデューサーの家にあったぞ?」

探偵「あれは衣装だったんだ!」

 

みんなでおばあさんが娘を見たという家に行ってみる。

窓から見えたのは実は映写機で壁に移した映画の娘だった。

 

つまり、火事で無くなったと思っていたアメリアが出ていた環境問題を訴えたフィルムはまだ残っているということ。

娘が「アメリアのためにもフィルムを守って(彼女の思いを遂げてあげて)」という。

 

ヒントを辿ると、フィルムは車のイベントで流す予定だということがわかった。

二人(と娘)はモーターショーの会場へいく。

 

映写機を見つけ、フィルムを探していると秘書が銃を持って現れる。

彼女は黒幕側、つまり母が黒幕だったのだ。

なんとか逃げ出したが会場には殺し屋ジョンボーイもやってきていた。

会場警備と殺し屋とこの二人でドンパチ大騒ぎで大変なことになる。

最終的にフィルムを確保する探偵、殺し屋を捕まえた示談屋。

 

それを証拠に迫ろうとするも、相手は司法省。

ここで事件は終了。

 

バーで飲む二人。

「チラシを作ったんだ」という探偵。

二人の似顔絵と上には

 

 

ナイスガイズ探偵

 

 

 

 

 感想 

 

小さな力、一人では確かに何もできないかもしれないけど、それでも頑張っちゃう。

だからこそドタバタしちゃうし、右往左往する。

探偵も示談屋も人生に成功してるとは言い難い。

さらに、事件の黒幕が政府のお偉いさんだってわかったらなおさらどうしようもない。

だからこそ、果たすことのできた小さな成功に満足するしかないのだ。

今作で気になったのはこちら

1.そこも笑っちゃって大丈夫ですか?

2.大人と子供

3.音楽

 

1.そこも笑っちゃって大丈夫ですか?

ラストで「みんな無事でよかったな」

「え?結構死人出たぞ?」

「でも即死だったからそんなに苦しまなかっただろ?だから大丈夫だよ」

に象徴されるような、ある意味全てが他人事なところが笑いになっている。

そこが許せないとこの映画は楽しめないでしょう。

これも時代設定の70年代だからこそできること、現代では無理ですね。

死体を間違ってパーティーのテーブルに落として捕まらないためには、70年代です。

つまり「70年代なんだから何が起こって、何が起こらなくてもリアル」なのです。

 

2.大人と子供

映画の中で娘だけが子供だからか、他人の痛みや正義に関心がある。

だから娘の言う事を聞こうとする二人。

最初の交通事故で、死んだ人に自分のパジャマをかけてあげる少年の優しさ。

でも大人は戦って相手を傷つける、嘘もつく。

「無関心で楽しい大人」と「無垢でまっすぐな子供」

どっちがいいとかではなく、みんなが人生を楽しもうとする。

たまに大人も子供っぽいですし。

 

3.音楽

もちろん70年代の素晴らしい音楽がいっぱい流れています。

しかし、個人的には「タランティーノ」とか「ガイリッチー」を期待してしまいました。

テンポ良く音楽と会話とアクションの乱れ打ち!

今作はそこまでは行ってないと思うんです。

だからどこか中途半端な感じがします。

 

 

まとめ

 

 

悪い奴は倒さないといけない。でもこう言われる

「私のポジションに他の人が座るだけよ、解決にはならない」

そしたら、皮肉の一つでも言ってやれ。それしかできないんだから。

大人は大人、子供は子供、みんな一生懸命、だから面白い。

さあ、肩の力を抜いてー、わざとらしい笑いを笑っちゃいましょう。

 

 

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